もうすぐ夏休み(遅)。ごらくです。
そろそろ今のプロジェクトが落ち着くので、取り逃していた夏休みを一気に取得します。
恐らく今月の後半は、1回も出社せずに終わるのではなかろーか。

さて、今日は先週末に参加したPPTQダブリンのレポートを。
先週はオリジナルデッキを持ち込んで割と良い成績を残せたので、解説も込みで紹介します。

まずは、デッキリストから。

■MainBoards
▽Creatures 18
4:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4:《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
4:《やっかい児/Pestermite》
1:《ピア・ナラーとキラン・ナラー/Pia and Kiran Nalaar》
1:《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
1:《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》
▽Spells 20
4:《稲妻/Lightning Bolt》
4:《血清の幻視/Serum Visions》
2:《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》
1:《呪文貫き/Spell Pierce》
4:《差し戻し/Remand》
4:《異界の進化/Eldritch Evolution》
1:《電解/Electrolyze》
▽Lands 22
4:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2:《蒸気孔/Steam Vents》
2:《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1:《繁殖池/Breeding Pool》
3:《硫黄の滝/Sulfur Falls》
2:《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
1:《僻地の灯台/Desolate Lighthouse》
2:《島/Island》
1:《森/Forest》

■SideBoards
2:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2:《神々の憤怒/Anger of the Gods》
2:《否認/Negate》
2:《ムラーサの胎動/Pulse of Murasa》
1:《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1:《炎の斬りつけ/Flame Slash》
1:《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》
1:《嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms》
1:《自然のままに/Natural State》
1:《呪文滑り/Spellskite》
1:《スラーグ牙/Thragtusk》


はい。まず1つ嘘を吐きました。オリジナルデッキではないですね。。。
このデッキは《欠片の双子》の代わりに《異界の進化》&《鏡割りのキキジキ》パッケージを使用した、新生タルモツインです。
今は亡きエンド前《やっかい児》からの理不尽なコンボを、《異界の進化》によって再現しています。

コンボルートは、
①:《詐欺師の総督》or《やっかい児》を用意
②:もう1体の3マナ以上の生物を用意
③:②で用意した生物を《異界の進化》して《鏡割りのキキジキ》を呼び出してコンボ成立
となるため、2枚コンボよりも構成するパーツが増えてしまっています。

しかし、
・《鏡割りのキキジキ》を素引きすると、簡単な2枚コンボ
・構成パーツが全て3マナ以下なので4枚目の土地を引かなくても決められ、また余ったマナも構えやすい
・キキジキの相方が《詐欺師の総督》だった場合、《呪文滑り》が効かない
・《異界の進化》を複数引いてしまっても、様々な活用方法がある
という利点があり、見た目よりもコンボが決めやすくなっています。

特にダブると処理に困った《欠片の双子》と違い、《雷口のヘルカイト》でアグロプランを後押ししたり、《ピア・ナラーとキラン・ナラー》で盤面で戦える柔軟さがこのデッキの特色です。
昔のタルモツインも、コンボを決めずに殴り勝つことが多々ありましたが、《異界の進化》はそのプランも後押しすることができます。


サイドボードは昔のタルモツインを参考にしつつ、細部をこのデッキに合わせて調整しました。
本当はもう少し《異界の進化》でサーチする生物を増やしても良いのですが、サイド後に生物を多くしすぎるとせっかくの構える動きがやりにくくなるため、最小限に抑えています。
また、サイド後は殆どの相手に《異界の進化》を減らすため、依存したサイドボードにならないようにしました。


先週末はこのデッキでFNMとPPTQ2つに出ましたが、殆どの試合で相手が嫌な顔をしてくれました。
やはりそれだけ《欠片の双子》というカードは環境に影響を与えていたということですね。


では、レポートを。


■9/3 横浜アメニティドリームPPTQ
▽使用デッキ
RUGキキジキ進化

▽戦績
1回戦:バーン ○×○
2回戦:感染 ○×○
3回戦:感染 ×○○
4回戦:赤緑トロン ××
5回戦:赤緑トロン ×○×
6回戦:トリコ昇天 ○○
QF :バーン ×○×

▽負けハイライト
1-2:後手。捌く手段とタルモが揃ってるけど月ケアできない手札だなーと思っていたら3t目に月ブッパされて負け。
2-2:後手。土地を引かず。
3-1:先手。除去薄めのキープをしてしまい、構えてるフリをしつつ細かく殴るが、終盤にぶっぱされて捌ききれず。
4-1:後手。相手マリガン。相手が3t目にトロンを揃えてオラオラしてくるも、総督やっかい児揃えて手札に進化。返しにキキジキドローして負け。
4-2:先手。構えて《やっかい児》で殴る展開。カウンターで相手の大物を捌いて総督進化が手札に揃うが、またもキキジキをドローして負け。
5-1:後手。同上。悪態をつかないように意識してたけども、対戦相手に不快な思いをさせてしまったかも。反省。
5-3:後手。相手ダブマリ。相手がダブマリながらドブンし、クロックを捌かれ手札が《異界の進化》3枚とキキジキになって負け。
QF1:後手。相手ドブン。
QF3:後手。こちら残ライフ5で相手手札なし、盤面土地だけ、こちらは手札に瞬唱(墓地に否認)で場にクロック。3連続火力トップ以外は勝ったと思いきや、しっかり引かれてこちらは土地3枚引きました。



ということで、残念ながらSE1没でした。
7位抜けなのでほぼ後手なのが辛いのですが、最初のバーンに勝てていればあとは有利な相手が多かったのが悔やまれます。

ちなみに途中3回ほど、ここぞという場面でキキジキをドローしてしまい、負けてしまいました。
確かに理不尽に感じる状況ではありますが、あとで思い返すとそれをケアしたプレイングは確かにありました。
当日は苛立っていて反省と反復ができていなかったですね。それは強く反省しています。

デッキそのものの感触は非常に良好でした。
もともとタルモツインを使っていたので勝手が分かっていたことはもちろん、《雷口のヘルカイト》のような勝ち筋が増やせたことで、以前よりも押し込みが強くなったのが非常に好感触でした。
また、現在殆どの人が警戒していないコンボを相手のエンド時から決めに行けるので、奇襲性も高かったようです。



さて、このデッキは次の日の東京MTGで行われたPPTQでも使用し、そちらでもTOP8に残ることができました。
そちらのレポートは、次回書く予定です。乞うご期待。
ではでは。

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