忙しくなってまいりました。ごらくです。
モダンシーズンが到来しました。RPTQには出れなさそうですが、ダメもとで何回かPPTQに出てみようと画策しております。
とりあえずは、今週末のPPTQに出るかもしれません。

さて、先週末はシャーロットにて、モダンのグランプリが開催されておりました。
優勝はエルフだったようなのですが、TOP32に面白いリストが多々あったため、その中から3つほど紹介したいと思います。

※サイドボードは割愛


◆5th グリセルシュート
▽Creatures
4:《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
4:《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》
2:《怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged》
4:《グリセルブランド/Griselbrand》
▽Spells
2:《捨て身の儀式/Desperate Ritual》
4:《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance》
2:《魔力変/Manamorphose》
4:《滋養の群れ/Nourishing Shoal》
1:《有毒の蘇生/Noxious Revival》
4:《裂け目の突破/Through the Breach》
4:《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
4:《夜の囁き/Night’s Whisper》
2:《苦しめる声/Tormenting Voice》
▽Lands
2:《山/Mountain》
5:《沼/Swamp》
2:《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs》
2:《血の墓所/Blood Crypt》
4:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4:《悪意の神殿/Temple of Malice》

《グリセルブランド》を軸にしたコンボデッキです。
《御霊の復讐》や《裂け目の突破》で《グリセルブランド》を場に出し、ピットサイクルよろしくライフと手札を循環。最後は《怒れる腹音鳴らし》を出して手札に溜まった大量の土地を投げつけて勝利します。
《世界棘のワーム》は《滋養の群れ》のコストにすることで大量ゲインする事ができ、また《裂け目の突破》から撲殺するプランが取れる非常に優秀なパーツです。
今までも時々結果を出していたり、地雷デッキとして知れ渡っていたと思いますが、そのピーキーな内容から大きな結果は出せていませんでした。
今回のグランプリ5位という成績を得た事には、ただただ驚きです。


◆10th ナヤカンパニー
▽Creatures
1:《極楽鳥/Birds of Paradise》
4:《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4:《ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter》
4:《貴族の教主/Noble Hierarch》
3:《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
3:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4:《野生のナカティル/Wild Nacatl》
▽Spells
3:《集合した中隊/Collected Company》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
4:《流刑への道/Path to Exile》
▽Lands
2:《森/Forest》
1:《山/Mountain》
1:《平地/Plains》
4:《乾燥台地/Arid Mesa》
1:《地平線の梢/Horizon Canopy》
1:《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》
1:《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
2:《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1:《寺院の庭/Temple Garden》
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》

デッキテクでも紹介されていた、カンパニー入りナヤアグロです。
Zooに近い軽量で優秀なクリーチャー達によるビートダウンを、《稲妻》《流刑への道》でサポートします。
実直なデッキではありますが、1枚1枚のカードパワーが高く、マナクリからのドブンや、《集合した中隊》《ケッシグの狼の地》で中長期戦も戦える粘り強さがあります。
このデッキはサイド後に《集合した中隊》から《月の大魔術師》を出すという奇襲プランがあり、知らずに戦うと簡単にゲームを決められてしまう可能性があるようです。


◆15th ランタンコントロール
▽Creatures
3:《呪文滑り/Spellskite》
▽Spell
4:《写本裁断機/Codex Shredder》
4:《罠の橋/Ensnaring Bridge》
4:《グール呼びの鈴/Ghoulcaller’s Bell》
4:《洞察のランタン/Lantern of Insight》
3:《真髄の針/Pithing Needle》
2:《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》
2:《突然の衰微/Abrupt Decay》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
3:《オパールのモックス/Mox Opal》
4:《古きものの活性/Ancient Stirrings》
2:《強迫/Duress》
3:《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
3:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
▽Lands
2:《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs》
2:《銅線の地溝/Copperline Gorge》
2:《幽霊街/Ghost Quarter》
4:《空僻地/Glimmervoid》
4:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
1:《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
2:《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》

デッキテクでも紹介された、本大会で最も異色だったであろうデッキ。
パッと見て何がやりたいか最初は分かりませんでしたが、《洞察のランタン》で相手のライブラリートップを検閲し、《グール呼びの鈴》や《写本裁断機》で有効牌を落とし続けるライブラリーアウト・コントロールのようです。
メインから4枚入っている《罠の橋》は対処する手段が無いビートダウンを完封できる力を持っていますし、対処手段があるデッキでもランタンによるロックが決まってしまえば、簡単には対処手段を引かせないようにできます。
私はこの手のオリジナルデッキが勝つ展開が大好きですが、絶対に当たりたくないタイプのデッキですw



今回は気になった3つのデッキだけを紹介しましたが、このグランプリでは本当に様々なデッキがTOP32に入っており、モダンの群雄割拠なメタゲームを垣間見ることになりました。
私も今後モダンPPTQなどに出るにあたり、少しでも多くのデッキを覚えておき「戦略を知らずに負け」という状況を減らしたいと思います。
ではでは。

コメント

nzm
2015年6月15日20:05

グリセルシュートはコンボ決まった時にライフがない!ってなる時がかなりあるので滋養の群れは目からウロコですね!

ごらく
2015年6月16日8:44

>nzmさん
ですね! 《魂の撃ち込み》などでは足りなかったライフが2倍以上得られる上に、フィニッシャーの追加になる素晴らしいチョイスだったと思います。

殴エるフ
殴エるフ
2015年6月18日11:59

はじめまして。
タイニーリーダーズにハマっている殴エるフと申します。
記事を読ませて頂き感銘いたしました。
よろしければ相互リンクの方をお願いいたしますm(_ _)m

ごらく
2015年6月18日12:59

>殴エるフさん
こちらからもリンクさせていただきました!
これからもタイニーを盛り上げていきましょー!

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