やっぱりEDHは楽しいです。ごらくです。
今日はグランプリ静岡のサイドイベントとして予定されている「格内フォーマット統率者」が面白そうなので紹介を。

まず内容がこちら↓

【フォーマット】
格内フォーマット統率者(2014年版)
4人フライト方式 限定9卓
【受付】
日曜10:00-13:00
【参加費】500円
【ルール適用度】カジュアル
【スペシャル】どこかの卓にウィザーズ・オブ・ザ・コースト開発担当の射場本氏が参戦します。
【備考】カジュアルイベントとして、4名集まり次第開催します。4名集まり次第開催します。(状況により、3名で開催することもございます。ご了承ください。)
【特別ルール】 『統率者(2014年版)』より1つを選び、そのデッキを利用し構築する。最大20枚までカードを入れ替えてもよいが、『ミラディン』以降に一般に販売されたカードに限る(プロモカードのみで配られたものは含まない。通常セット以外の『From the Vault』などに含まれるカードは使用可能)。
統率者は『統率者(2014年版)』のプレインズウォーカーを使用する。その他のルールは統率者戦に準ずる。
デッキはご自身で準備していただく構築戦です。なお、統率者2014は会場でも販売する予定です。(売り切れの際はご容赦ください)
【プレイ方式】
参加者は受付で『マジック:ザ・ギャザリング - コンスピラシー』のブースターパックを1つ受け取ります。
プレイヤー1人を倒すたび、そのプレイヤーの持つ「コンスピラシー」のブースターパックを1つ貰えます。
【賞品】
各卓に優勝賞品としてランダムで『統率者(2013年版)』より1デッキ、または『プレインチェイス2012』より1デッキが獲得できます。

詳細はこちら
「射場本正巳の「統率者(2014年版)のススメ」第6回:ちょい足し改造デッキで遊ぼう!」
http://mtg-jp.com/reading/syabaC14/0011814/


言ってしまえば「統率者2014を使ってカジュアルに遊びましょ」というイベントです。
統率者を各プレインズウォーカーにしなければならない上、構成も20枚しか弄れないのであまり派手な事はできません。
更にミラディン以降のカードしか使えないため、殺伐としたEDHとはかなり違う性質のゲームが楽しめると思います。

ちなみに私はグランプリやBMOの時、よくフライト式の統率者戦に参加します。
ガチとかカジュアルとか関係無く、見知らぬプレイヤーとMTGを通して交流できつつ様々な構築を見る事ができるので、私にとっては大会での楽しみの1つです。
今回紹介している格内フォーマット統率者戦は、ちょうど良いカジュアル感で遊べそうなのでより楽しめるのではないかと期待しています。



さて、このイベントに出る(もちろん本戦で初日落ちしたら、ですがw)にあたって、どんなデッキを組むべきでしょうか。
私の考える各統率者デッキの特徴と、思いつく改造案を紹介します。


◆白《石術師、ナヒリ/Nahiri, the Lithomancer》
この統率者は装備品の活用に寄った能力を持っています。
デッキの中にも有用な装備品が多く、また封入されている統率者候補(各デッキにPW以外に2枚の統率者候補が入っている)に《王の摂政、ケンバ》がいるため、装備品一辺倒な構築が可能です。
またPWが装備先を供給し続けられるので全体除去が入れやすく、全てのパーマネントに触れる白特有の柔軟性もあります。

私がこのデッキを弄るなら、《黄金のたてがみのジャザル》用のトークン生成カードを減らし、有用な装備品を追加します。
値段が高いところでは《梅澤の十手》や《火と氷の剣》《石鍛冶の神秘家》などが欲しいですが、《神送り》などの安くて有用な装備品もあるので構築の幅は広いと思います。
また白の嗜みとして《剣を鍬に》《流刑への道》などの有用な除去も入れたいところです。


◆青《時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage》
他の統率者と違い、目的がぼやっとした能力を持った統率者です。
デッキの構成がとにかく重く、アーティファクトで加速しながら大きい生物を叩きつける、青とは思えない動きがメインとなると思います。

私がこのデッキを弄るなら、マナ加速と重い生物の質を高めつつ有用なユーティリティを多く追加します。
デッキコンセプトが貧弱ではありますが、青らしい器用な動きを追加して巨大生物のサポートをして勝ちを手繰り寄せるイメージです。
《精神を刻む者、ジェイス》や《神秘の教示者》などのただただ強力なカードは積極的に採用したいところ。


◆黒《黒き誓約、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis of the Black Oath》
ヘイトを上げすぎないが延命を図れる、コントロールの動きにマッチした統率者です。
除去による盤面の整理とドロー手段に優れ、墓地活用などでアドバンテージを確保しやすいデッキ構成になっています。
とにかく延命し、最終的にPWのトークンでじわじわ責める状況を目指したいですね。

私がこのデッキを弄るなら、単純にカードパワーの底上げと置物に触れる手段の追加を行います。
黒の性質上、エンチャントやアーティファクトに触れづらいので《ネビニラルの円盤》や《忘却石》などは積極的に採用したいです。
またこのルールでは《ネクロポーテンス》や《Demonic Tutor》などの強力なカードが使えるため、是が非でも採用します。


◆赤《屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savant》
アーティファクトを活用する事に特化した能力を持つ統率者です。
値段が統率者2014構築済みデッキの中で最も高いだけあり、かなり高いデッキパワーを持っています。
統率者自身も他と比べて軽く、ドロー能力でデッキを回し易いオススメの統率者です。

私がこのデッキを弄るなら、マナアーティファクトと強力なアーティファクトを追加します。
既に《ワームとぐろエンジン》や《マイアの戦闘球》などの強力なアーティファクトが入っていますが、《映し身人形》や《精神隷属器》などを追加し、早いターンから-2能力で墓地から釣りたいです。
また《スランの発電機》や《金粉の水蓮》を追加し、《星の嵐》などの全体除去や強力なアーティファクトを唱えやすいようにしたいですね。


◆緑《ラノワールの憤激、フレイアリーズ/Freyalise, Llanowar’s Fury》
マナ加速と置物破壊とドローと、非常に緑らしい能力を持った使いやすい統率者です。
封入されている《背教の主導者、エズーリ》のためかエルフ関係のシナジーが多く、マナ生物の内容から抜群のマナ加速力を持ちます。
また《生命線のハイドラ》などの強力な生物も入っており、雑にマナ加速して雑に叩きつける動きが期待できます。

私がこのデッキを弄るなら、とにかくマナ生物と有用な生物を追加します。
《東屋のエルフ》や《極楽鳥》《Fyndhorn Elves》などの軽いマナ加速、《威厳の魔力》や《孔蹄のビヒモス》などのゲームを決めうる生物を追加し、コンセプトをより強固にするイメージです。
また《緑の太陽の頂点》《召喚士の契約》の2枚は非常に優秀なサーチカードなので、必ず採用する事になると思います。



という事で、各デッキの紹介と改造案でした。
私は統率者2014を全セット購入したので、この中からいくつか組んで参戦する(初日落ちならw)つもりです。
もしこの日記を読んでカジュアルEDHイベントに興味を持ってくれた方がいましたら、是非とも会場で遊びましょう!

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