今日は先週土曜日に参加したモダン神決定戦のレポートです。
モダンシーズン真っ只中だからなのか、300人定員いっぱいの出場者でした。皆やる気ありすぎ!
私の身内にも受付時間ギリギリに着いて参加できなかったクソガキが居たそうな。

参加したデッキは前日に組んだキキジキ入りトリコです。
リストはこちら↓


◆MainBoard
▽Creature 17
4 《前兆の壁/Wall of Omens》
3 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
3 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4 《修復の天使/Restoration Angel》
3 《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
▽Spell 18
4 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《流刑への道/Path to Exile》
3 《マナ漏出/Mana Leak》
3 《差し戻し/Remand》
2 《電解/Electrolyze》
2 《謎めいた命令/Cryptic Command》
▽Land 25
3 《蒸気孔/Steam Vents》
1 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4 《乾燥台地/Arid Mesa》
4 《天界の列柱/Celestial Colonnade》
1 《硫黄の滝/Sulfur Falls》
1 《滝の断崖/Cascade Bluffs》
2 《地盤の際/Tectonic Edge》
2 《島/Island》
1 《平地/Plains》
1 《山/Mountain》

◆SideBoard
2 《神々の憤怒/Anger of the Gods》
1 《神の怒り/Wrath of God》
1 《摩耗/損耗/Wear/Tear》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
1 《払拭/Dispel》
1 《否認/Negate》
1 《汚損破/Vandalblast》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1 《石のような静寂/Stony Silence》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《焼却/Combust》
1 《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》
1 《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》


MOのプレミアイベントで買っていたリストをベースに、手に馴染むように変更を加えました。
緑黒や双子、殻に対し《修復の天使》が強く、また《稲妻》《流刑への道》《電解》があるので親和にも相性が悪くなさそう。
そして練習していない私でも《修復の天使》⇒《鏡割りのキキジキ》コンボはケアすべきカードが少なくて決めやすそうだったため、このデッキを選びました。

ただ元のリストのままだと《修復の天使》の安定したクロックが生かせ無さそうだったため、仕掛けやすくするべく《ヴェンディリオン三人衆》を増量。
カードは強くともデッキの方向性に合わなそうな《スフィンクスの啓示》を解雇しました。

という事で、300人参加の9回戦のレポートです。


◆1回戦:ジャンド ×○○
1戦目:×
後手。相手マリガン、こちら2マリガン。《タルモゴイフ》と《闇の腹心》に《流刑への道》を使わざるを得ず、一方的にアドを失う展開。
《漁る軟泥》が対処できずに困るが、《前兆の壁》で《樹上の村》を止めつつ《ヴェンディリオン三人衆》でダメージレース。
《天界の列柱》を戦線に投入し相手が返しに《稲妻》をトップするしかない状況を作るが、見事にトップされて負け。
2戦目:○
先手。相手の《思考囲い》で《稲妻》が落とされ《闇の腹心》が出てくるが、返しにトップしたSCMで《稲妻》FB。
あとは《思考囲い》で落とされなかった《前兆の壁》と《修復の天使》でリソース差をつけて空から殴りきり。
3戦目:○
後手。相手の《漁る軟泥》から。こちらは《前兆の壁》でそれを止めつつ、下手な事をされるまえに《稲妻》で《漁る軟泥》を除去。
相手が《タルモゴイフ》を投入するが《修復の天使》で誤魔化し、地上と空中の殴り合いを2枚目の《修復の天使》で制して勝ち。


◆2回戦:ドラン《出産の殻》 ○×○
1戦目:○
後手。相手マリガン、こちらもマリガン。《極楽鳥》を《稲妻》する立ち上がり。
相手は《クァーサルの群れ魔道士》《出産の殻》と展開し、次ターンには《罪の収集者》がサーチされるがこちらは《ヴェンディリオン三人衆》でアタッカーを確保。
《流刑への道》と追加の《ヴェンディリオン三人衆》、そして《修復の天使》のブリンクで場と手札から徹底的に生物を枯らし、相手が展開できないうちに空から殴りきって勝ち。
2戦目:×
後手。相手の《極楽鳥》⇒《復活の声》から。こちらは《安らかなる眠り》を張りつつ《前兆の壁》で耐える展開。
相手は《台所の嫌がらせ屋》と《残忍なレッドキャップ》と展開し、残り手札1。
これは《突然の衰微》あるな……と思いながら《神の怒り》を撃つと本当に《突然の衰微》でRIPを割られ、攻めを継続されて負け。
3戦目:○
先手。相手マリガン。《思考囲い》で《鏡割りのキキジキ》が落とされるが《前兆の壁》と《修復の天使》が残る。
しかし土地ばかり引いて《前兆の壁》2枚と《謎めいた命令》、《修復の天使》だけでギリギリ負けない盤面を維持するが、《出産の殻》を出されて一気にピンチに。
《叫び大口》まで繋げられて盤面を抉じ開けられるが、《修復の天使》2枚目とSCMを絡めて何とかターン数を稼ぎ、あと2ターンで死ぬ、というところで《鏡割りのキキジキ》をトップして勝ち。


◆3回戦:オロスバーン ××
1戦目:×
後手。ライフ9まで詰められてから睨み合いが始まるが、《差し戻し》と土地4枚で睨みあっても勝てるわけも無く。
2戦目:×
先手。マリガン。今度は相手が生物ハンドだったようで《前兆の壁》や《稲妻》でしっかり守り、残ライフ12で《殴打頭蓋》着地。
しかし返しに《血糊の雨》を置かれてバターが役立たずになり、《血糊の雨》が対処できずに焼かれて負け。
2ヶ月に1回くらい大きめの大会で当たる方。もう互いに顔を覚えてしまったw


◆4回戦:トロン ○○
1戦目:○
後手。相手がトリプルマリガン。しかしこちらもゲームが始まってから土地しか引かない。
結局、《差し戻し》1枚を構えながら《天界の列柱》だけで勝ってしまった。
2戦目:○
後手。構えてつつ《稲妻》2発+SCMでクロックを用意し、ライフを詰める展開。
《魂の洞窟》から《隔離するタイタン》の着地を許してしまうが、土地の置き方をケアしたので2枚しか割られず被害は最小。
残った土地から《ヴェンディリオン三人衆》を追加して空から攻め、《忘却石》を使わせた後は《天界の列柱》で殴って勝ち。


◆5回戦:トリココントロール ××
1戦目:×
後手。相手の土地からトリコカラーと判明し、良くコントロールを使っている方だったのでトリココンと断定。
デッキ相性もプレイングスキルも勝てる気がしなかったので、噛み合わない事を願って瞬速生物と《天界の列柱》でゴリ押すプラン。
しかししっかり除去を噛み合わされた上にカウンターケアされた《スフィンクスの啓示》を3回許してしまい負け。
2戦目:×
先手。《鏡割りのキキジキ》を減らさずに隙を狙うプランで行くが、しっかりケアされた上に《ギデオン・ジュラ》を通されて負け。
相性差はしょうがないにしても、プレイングスキルで勝てる気がしない=練習不足は私の準備が足りてないだけなので負けて当然。


◆6回戦:緑黒 ○○
1戦目:○
先手。《前兆の壁》3枚で時間を稼ぎつつ手札を整え、《ヴェンディリオン三人衆》やSCMでの「仕掛け」に手札を使わせて《修復の天使》《鏡割りのキキジキ》を決めて勝ち。
2戦目:○
後手。相手マリガン。相手がハンデスで除去を抜きつつ《闇の腹心》、こちらが《前兆の壁》と出すが互いに土地を引かない。
盤面で《闇の腹心》だけが相手のライフを削り続け、互いに土地を引いてリカバリした頃には一方的にダメージレースが有利になっており、飛行戦力で勝ち。


◆7回戦:親和 ××
1戦目:×
後手。こちらマリガン。相手が1ターン目に《羽ばたき飛行機械》×2《オパールのモックス》《墨蛾の生息地》《鋼の監視者》《溶接の壺》とドブン。
土地を置かずに投了しようかと思ったが、《流刑への道》を引けたので続行。《鋼の監視者》を流刑する。
しかし相手は《物読み》2枚から2枚目の《鋼の監視者》。それをSCMから除去しても3枚目の監視者を出されて《墨蛾の生息地》が育って負け。しゃーなし。
2戦目:×
先手。相手の1ターン目が《信号の邪魔者》のみだったので手札に除去を溜めつつ構えて動き、《神々の憤怒》でのアドを狙う。
相手は警戒してあまり展開しないが、《仕組まれた爆薬》を引いたので《オパールのモックス》ごと《羽ばたき飛行機械》を落とす。
しかし返しに《刻まれた勇者》に《頭蓋囲い》が付き、止められずに負け。
間違いなく《仕組まれた爆薬》の使い方をミスっていた。猛省。


◆8回戦:トロン ○○
1戦目:○
後手。相手マリガン。相手の土地が2枚で止まり、《ヴェンディリオン三人衆》で覗いたハンドが激重だったのでそのままそっと戻して勝ち。
2戦目:○
後手。こちら2マリガン、相手マリガン。《エイヴンの思考検閲者》で《探検の地図》を止め、構えた動きから《修復の天使》2枚で詰めきって勝ち。


◆9回戦:BUG感染 ○×○
1戦目:○
先手。こちらマリガン。相手の感染生物を《稲妻》し、《ヴェンディリオン三人衆》で感染生物の居ないハンドを見つつ《墨蛾の生息地》からの1撃だけケアして《修復の天使》と空から殴りきり。
2戦目:×
後手。こちらマリガン2回。相手が《貴族の教主》から《ファイレクシアの十字軍》で止められずに負け。
3戦目:○
先手。互いにマリガン。1t目に出てきた《ぎらつかせのエルフ》に殴られ続けるが構えたフリをして相手のスペル使用を抑え、4t目に《修復の天使》で討ち取る。
相手はパンプ呪文で《修復の天使》を討ち取らず《ファイレクシアの十字軍》の展開を優先したので、《鏡割りのキキジキ》で勝ち。



という事で6-3の38位でした。初めて使ったデッキとしては上々ですが、デッキの強さに対してプレイヤーが弱かった。
特にトリコ同型は余りにも不慣れなので、今後の練習が必須のようです。
また、殻や緑黒のメタった相手には予想通り強かったため、メタ読みという上では成功でした。
ただしバーンには《スフィンクスの啓示》を削った事もあり不利なため、今後の改良が必要そうです。


さて、今週はこれで書く記事が無くなってしまいました。
とはいえずっとお休みも寂しいので、モダンの気になったデッキ紹介などでもしようかと。
今週末はモダンの大きい大会こそ無いもののコンスピラシーBOXがやっと受け取れるので、楽しいMTGライフが送れそうです。

コメント

nophoto
通りすがり
2014年6月16日15:43

血糊の雨は絆魂を置換できないです。
『絆魂』を持つクリーチャーの戦闘ダメージでライフを得るのは、ダメージを与える結果の一部です。それは呪文でも能力でもないので、《血糊の雨》による置換は行われません。

モツ
2014年6月16日18:38

実際血糊の雨を、使った者です。気になったので、調べてみたのですが、
絆魂は常在型能力なので血糊の雨は有効だと思うのですが?

先日は対戦ありがとうございました。いつも紳士的で、気持ちよく試合させていただいてます。
リンクさせていただきます。よろしくお願いします。^^

kotipan
2014年6月16日19:47

多分ですが、能力の絆魂とエンチャントの絆魂の違いなんですかね。
能力としての絆魂は血糊の雨で置換可能と思われますが・・・

ごらく
2014年6月16日20:04

>all
ご指摘ありがとうございます!
調べたところ、絆魂は「与えるダメージ分同時にライフを回復させる」常在型能力であり、「何で回復したか」はそのイベントを見るみたいですね。
絆魂を持った生物が戦闘ダメージを与えた場合、ライフの回復は戦闘ダメージによって起きるので、《血糊の雨》の置き換えが起きないそうで。
ちょっとややこしいですが、調べたところそうらしいです。勉強になりました!

>モツさん
こちらからもリンクさせて頂きました!

莱亞りう
2014年6月16日20:05

通りすがりですが、wikiだと

「絆魂による回復は、それが戦闘ダメージによるものならばライフを失わせることはできない。絆魂は「ダメージの結果」を変換しているだけであり、(呪文でも能力でもない)戦闘ダメージでの回復に対して血糊の雨の能力は作用しないからである。」

とありますね。お近くのジャッジに確認してみてもよいのでは。

莱亞りう
2014年6月16日20:06

おっと失礼しました。

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