普段、この手の意見は書かないようにしてるんですが、最近話題になっている話は気になったのでちょっと考察を。


気になった話題というのは、ニコニコ動画で行われた麻雀の試合にて、三味線でプロ権利を剥奪された人がいるという話。
(三味線とは、態度や言動で相手を惑わす行為)

私は麻雀をほとんどやらない(ルールを知っている程度)ので麻雀の礼儀などには疎いのですが、この三味線(っぽい言動)によるプロ剥奪という処分は、重すぎる処分だと感じてしまいました。

行った三味線というのは、切った牌と「ため息」で勝負を降りた雰囲気を出し、相手に放銃させた(ロン牌を出させた)というもの。
麻雀もMTGと同じ対人ゲームなので紳士的行為が求められる事は間違いないですが、疑わしい行為という程度と思われるので厳重注意や一定期間の試合停止など、反省を促す処分であるべきだと感じました。
プロ権利剥奪(=麻雀人生終了)は流石にやりすぎかと。



で、この麻雀の話から思い立ったのは「MTGの非紳士的行為ってどこから?」という疑問。
ちょうど国内GPが2回連続で行われるので、ちょっと考えてみようかと。

まずはMTGの法律、総合ルールとイベント規定を確認します。
http://mtg-jp.com/rules/docs/JPN_MTR.html

重要なのは「4.意思疎通」のプレイヤーの意思疎通についてと、「5.イベント規定抵触行為」の5.4非紳士的行為という項目。
要約すると、

・ルールや公開情報はお互いに知っているし偽らない事が前提。もちろん偽るのは重大なルール違反。
・手順の省略をするときはちゃんと宣言してね。コミュニケーション大事。
・いつでも敬意をもって接するべし。脅迫的な態度、けんか腰とかもってのほか。

という事が書かれています。どれも殆どのMTGプレイヤーが無意識に守っている内容だと思うので、特に意識する必要は無さそうです。
ちなみに先ほどの麻雀の話をこのルールに当てはめると、非紳士的行為にはならないんじゃないかと思います。
もちろん、ため息ついていかにもな雰囲気を出して三味線するのはちょっとどうかとは思いますが、切る牌の工夫で勝負を降りたフリをするのは立派なブラフ戦術かと。

要は勝敗以外のところで対戦相手を貶めるような行為はしないようにしましょうという事です。当たり前ですね。



最後に1つ、ブラフ行為について。
胸を張って言う事ではありませんが、私はブラフを使います。
私はわりとブラフという戦術に肯定的な人間で、ブラフを使わない人間を見ると「ブラフを使えば良いのになぁ~」と思うくらいです。

もちろんブラフの質によって性質の悪さが変わるので全て許容とは言いませんが、ブラフを毛嫌いするのは間違っていると思います。
そもそも「ブラフなんて基本だろ!」って人が多いとは思うんですが、私は麻雀の話を見てブラフと非紳士的行為が密接した関係だと思い直しました。

今後ブラフを使う上で、相手に不快感を与えるようなブラフの枠を越えて非紳士的行為になってないか、ちゃんと考えたほうが良さそうです。



今日は思ったよりも真面目な日記を書いてしまいました。
明日はGP京都前に仕事を片付けなければいけないので日記を更新しないつもりですが……時間があったらEDHのレシピでも載せようかと思います。

コメント

Tプロ
2013年11月21日15:28

んっ?呼んだか?

KBTKN
2013年11月21日20:54

口三味線はいかがなものかとは思うけど、素振りやブラフに関しては多少許されてもいいのではと思うんだけどなぁ。やりすぎはいかんが。

Mゾロ
2013年11月21日22:01

相手プレイヤーの言動はありえないなw

薄暮の小僧、クロロ
2013年11月22日0:20

麻雀マンガって三味線ばっかのイメージです

冥腐
2013年11月22日7:59

土地は1ターンに1枚までプレイしても 良い。

kakeru@感染大好き!
2013年11月23日1:04

>ひ
それは立派な戦術ですよね、恥ずべきことではなくむしろ気持ちいいです。
してやったり!(ゲス顔)

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