今日は昨日に引き続き、PTギルド門侵犯の話題。遅いとか言うな。
成績優秀者のデッキリストから、気になるモノをピックアップして行こうと思います。

ここで挙げたデッキは今後、スタンの大会で目にする事が多いと思います。
今後のメタゲームを考えていく上で、チェック必死。



ジャンドビートダウン
◆MainBoard
▽Creature 29
4 《実験体/Experiment One》
3 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4 《火打ち蹄の猪/Flinthoof Boar》
4 《絡み根の霊/Strangleroot Geist》
4 《屑肉の刻み獣/Dreg Mangler》
4 《ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager》
4 《地獄乗り/Hellrider》
2 《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
▽Spell 7
4 《灼熱の槍/Searing Spear》
3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
▽Land 24
4 《血の墓所/Blood Crypt》
4 《草むした墓/Overgrown Tomb》
4 《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
4 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
3 《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
2 《森林の墓地/Woodland Cemetery》
3 《森/Forest》

◆SideBoard
3 《戦慄掘り/Dreadbore》
3 《頭蓋割り/Skullcrack》
2 《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
1 《突然の衰微/Abrupt Decay》
3 《轟く激震/Rolling Temblor》
2 《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger》
1 《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》

まずは成績優秀者リストの上から2番目に載っているジャンドビートダウンから。
12枚のギルランに支えられたマナベースから、緑を中心としたジャンドカラーのグッドスタッフビートになっています。
猪、絡み根、屑肉、地獄乗り、貴種と速攻生物が多く、《ゴーア族の暴行者》による突然死もあるので圧倒的な押し込み力を持つデッキですね。



バントt《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》
◆MainBoard
▽Creature 14
3 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
3 《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer》
4 《修復の天使/Restoration Angel》
4 《スラーグ牙/Thragtusk》
▽Spell 21
4 《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
4 《遥か見/Farseek》
2 《熟慮/Think Twice》
1 《中略/Syncopate》
2 《雲散霧消/Dissipate》
1 《拘留の宝球/Detention Sphere》
4 《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
3 《至高の評決/Supreme Verdict》
▽Land 25
4 《繁殖池/Breeding Pool》
4 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4 《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
3 《氷河の城砦/Glacial Fortress》
3 《寺院の庭/Temple Garden》
2 《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》
2 《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
1 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
1 《蒸気孔/Steam Vents》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》

◆SideBoard
2 《否認/Negate》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer》
1 《拘留の宝球/Detention Sphere》
3 《ロウクスの信仰癒し人/Rhox Faithmender》
2 《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》
2 《魔女封じの宝珠/Witchbane Orb》
1 《至高の評決/Supreme Verdict》
1 《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》

続いて見事TOP8に輝いたメリッサ女史のバントtケッシグ。
マナランプであり、コントロールであり、ビートダウンであるこのデッキ。
ライフゲインやアゾチャによる延命から、大量のマナを基盤に《スフィンクスの啓示》と《ケッシグの狼の地》でゲームを決める豪快な構成です。
対ビート、対コントロール性能がどちらも高く、唯一苦手な打消しが環境に少ない事が後押ししてPTでも勝ち組だったようです。



ジャンドミッドレンジ
◆MainBoard
▽Creature 13
3 《東屋のエルフ/Arbor Elf》
4 《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》
2 《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren》
4 《スラーグ牙/Thragtusk》
▽Spell 22
2 《火柱/Pillar of Flame》
4 《遥か見/Farseek》
2 《突然の衰微/Abrupt Decay》
1 《戦慄掘り/Dreadbore》
1 《究極の価格/Ultimate Price》
4 《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》
3 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
2 《ラクドスの復活/Rakdos’s Return》
1 《殺害/Murder》
2 《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter》
▽Land 25
4 《血の墓所/Blood Crypt》
4 《草むした墓/Overgrown Tomb》
4 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4 《森林の墓地/Woodland Cemetery》
3 《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
3 《森/Forest》
2 《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》
1 《根縛りの岩山/Rootbound Crag》

◆SideBoard
2 《強迫/Duress》
2 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1 《火柱/Pillar of Flame》
1 《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
2 《絡み根の霊/Strangleroot Geist》
2 《地下世界の人脈/Underworld Connections》
1 《殺害/Murder》
1 《ラクドスの復活/Rakdos’s Return》
1 《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren》
2 《ニンの杖/Staff of Nin》

続いて同じくマナランプ要素を持ったジャンドミッドレンジ。
様々な型が存在しますが、私が気に入ったのはこの《東屋のエルフ》+《忌むべき者のかがり火》型。
ビート環境を踏まえて《忌むべき者のかがり火》を4枚取りつつ、追加のマナ加速として《東屋のエルフ》が入り円滑に回るよう工夫されています。
この《東屋のエルフ》の枠は《吸血鬼の夜鷲》になっているものが多く、こちらは《ケッシグの狼の地》との相性の良さからトップ勝負に強いのが特徴ですね。
メインからサイドにかけて、細かく除去が散らされていますが、これはメタゲームが収束してくるとまとまってくるかと。



人間リアニ
◆MainBoard
▽Creature 16
4 《カルテルの貴種/Cartel Aristocrat》
4 《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》
4 《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》
4 《栄光の目覚めの天使/Angel of Glory’s Rise》
▽Spell 21
4 《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
4 《遥か見/Farseek》
4 《忌まわしい回収/Grisly Salvage》
4 《根囲い/Mulch》
1 《突然の衰微/Abrupt Decay》
4 《堀葬の儀式/Unburial Rites》
▽Land 23
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4 《森林の墓地/Woodland Cemetery》
3 《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
2 《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
2 《寺院の庭/Temple Garden》
1 《血の墓所/Blood Crypt》
1 《神無き祭殿/Godless Shrine》
1 《草むした墓/Overgrown Tomb》
1 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》

◆SideBoard
2 《強迫/Duress》
2 《墓場の浄化/Purify the Grave》
3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
3 《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer》
2 《轟く激震/Rolling Temblor》
3 《スラーグ牙/Thragtusk》

殆どコンボの無い環境ながら、唯一まともに勝てるコンボである人間リアニ。
《カルテルの貴種》が入ったおかげで《ベラドンナの行商人》絡みのコンボを捨て去り、コンボに特化した構成になりました。
これは最も綺麗なリストで、他にも《炎樹族の使者》+《地底街の密告人》の無限要素も加えたリストなどがあります。
人間リアニのパーツは単体でもそこそこ仕事ができるので、コンボ到達までの時間稼ぎがし易いのが特徴ですね。
またサイド後は普通にミッドレンジなビートダウンに変更できるのも◎。



エスパーコントロール
◆MainBoard
▽Creature 9
4 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
2 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
3 《修復の天使/Restoration Angel》
▽Spell 24
4 《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
4 《熟慮/Think Twice》
2 《肉貪り/Devour Flesh》
1 《劇的な救出/Dramatic Rescue》
1 《究極の価格/Ultimate Price》
2 《雲散霧消/Dissipate》
4 《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
4 《至高の評決/Supreme Verdict》
2 《次元の浄化/Planar Cleansing》
▽Land 27
4 《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
4 《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4 《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel》
4 《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard》
2 《神無き祭殿/Godless Shrine》
2 《島/Island》
2 《湿った墓/Watery Grave》
1 《平地/Plains》

◆SideBoard
2 《強迫/Duress》
1 《払拭/Dispel》
3 《鬱外科医/Gloom Surgeon》
1 《否認/Negate》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《魔女封じの宝珠/Witchbane Orb》
2 《記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept》
1 《心理のらせん/Psychic Spiral》
2 《静穏の天使/Angel of Serenity》

最後にエスパーコントロールを。と言ってもまだ群雄割拠な今のメタでどの型を紹介して良いか分からなかったので、ベンスタークのものを。
恐らくこの構成は、《至高の評決》4枚で対ビートに寄せつつ、メインの《次元の浄化》や散らされたサイドで丸く対応できるようにしたのだと思います。
今や遅いデッキの《スフィンクスの啓示》の強さは立証済みで、このデッキでも普通に4枚採用となっています。
もしこのままビートダウンを《スフィンクスの啓示》が悩ませるようであれば、《前線の衛生兵》は採用の価値があるかもしれません。




以上、PTギルド門侵犯から気になったデッキ5つでした。
ちなみに斎藤Zooや高速or中速ナヤ、赤単も多くありましたが、もうリストを知っている人が殆どだと思うので特に紹介していません。
そもそも色んな人が解説記事を書いた後なので、この記事の必要性も怪しいw


さて、今週末はGTCゲームデーです。
色んな店舗で開かれるこのイベントですが、池袋BMに限っては身内を潰すために目を血走らせた人たち血で血を洗う闘争を繰り広げる事になるでしょう。
そんな私もまだ誰も達成していない2冠を目指して頑張る所存です。きっと優勝レポ(ときどきカバレッジ)を載せる事になるので、乞うご期待!

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