【スタン】PTギルド門侵犯優勝デッキを考える
2013年2月21日 考察 コメント (2)今日はPTギルド門侵犯を優勝した、TomMartelの貴種ビートについて簡単に考察したいと思います。
というのも、ブン回りありギミックありの構成が面白いデッキだったので、今後使う可能性も踏まえて考えをまとめておこうかと。
リストはこちら↓
◆MainBoard
▽Creature 30
4 《教区の勇者/Champion of the Parish》
4 《宿命の旅人/Doomed Traveler》
4 《カルテルの貴種/Cartel Aristocrat》
3 《悪名の騎士/Knight of Infamy》
2 《スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest》
4 《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》
2 《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》
4 《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
1 《修復の天使/Restoration Angel》
2 《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》
▽Spell 6
4 《オルゾフの魔除け/Orzhov Charm》
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
▽Land 24
4 《血の墓所/Blood Crypt》
4 《神無き祭殿/Godless Shrine》
4 《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel》
4 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
3 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
3 《平地/Plains》
1 《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
1 《大天使の霊堂/Vault of the Archangel》
◆SideBoard
3 《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
2 《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》
2 《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council》
2 《冒涜の行動/Blasphemous Act》
1 《スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest》
1 《弱者の師/Mentor of the Meek》
SCG製らしいこのリスト。ほぼ同じリストを使って、SamBlackやJonFinkelも成績優秀者として名を残しています。
GTCで新たに《カルテルの貴種》が加わり、《ファルケンラスの貴種》と合わせて生け贄エンジンを有効活用しながら戦える構成になってます。
基本線は人間ビートで攻めつつ、《スカースダグの高僧》や《士気溢れる徴集兵》の生け贄コンボで押込める構成。
加えて無条件除去である《オルゾフの魔除け》の各モードを有効活用する事ができるので、見た目通りシナジー感の溢れるデッキになっています。
まだ対戦で回していませんが、今回はとりあえず各カードの役割を見ていこうと思います。
◆人間ビート要素
4 《教区の勇者/Champion of the Parish》
4 《宿命の旅人/Doomed Traveler》
3 《悪名の騎士/Knight of Infamy》
2 《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》
基本骨子となる人間ビート部分。とはいえ人間シナジーは《教区の勇者》にしか無く、あとはカードパワーと生け贄の活用を前提にチョイスされているようです。
久々に見た《宿命の旅人》は、2回生け贄にできる上にチャンプブロッカーとしても飛行戦力としても優秀であり、このデッキでこそ光るカードです。
《悪名の騎士》は《ボロスの反攻者》が流行っている現環境では相対的に強いカード。
逆に《銀刃の聖騎士》は《ボロスの反攻者》が流行っている環境では相対的に弱いカードなので、枚数が抑えられていますね。
◆生け贄エンジン
4 《カルテルの貴種/Cartel Aristocrat》
2 《スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest》
4 《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
2 《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》
デッキのシナジーを繋ぐパーツ郡。特に重要なのは《ファルケンラスの貴種》かと。
対処されにくく、シナジーを助け、ドブン時は信頼のおけるフィニッシャーになるので、4枚採用以外はあり得ないですね。
《スカースダグの高僧》はハマれば勝てるシナジーカード。私も赤黒ゾンビではお世話になりました。
生物数がかなり多いデッキなので、エスパーコンなど以外では難なく起動して無双できるんではないでしょうか。
◆ユーティリティ
4 《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》
1 《修復の天使/Restoration Angel》
4 《オルゾフの魔除け/Orzhov Charm》
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
《ボロスの反攻者》はこのデッキに本当に必要か疑問です。
というのも、何のシナジーも無く、カードパワーを見ても他に選択肢があるハズ。
恐らく相手の《ボロスの反攻者》に対抗するために入っているのではないでしょうか。
《オルゾフの魔除け》は前述の通り、このデッキでは全てのモードを上手く使う事が出来るので納得の4枚。
《修復の天使》は2枚目が必要なマッチアップが無く、土地24枚ではこれ以上重いカードを入れたくないがために1枚なのではないでしょうか。
◆サイドボード
3 《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
追加除去はこのカードのみ。生け贄エンジンのあるこのデッキでは他のデッキより圧倒的に使い易いですね。
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
墓地対策。同じく《カルテルの貴種》を使う人間リアニやコントロール系をメタったか。
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
メインへの追加分。恐らく《銀刃の聖騎士》が弱い相手に入れ替えになるのでは。
2 《冒涜の行動/Blasphemous Act》
《ボロスの反攻者》とのコンボを狙えるカード。対ビートで有用。
しかし相手も《ボロスの反攻者》を使っていると撃ち時が難しい。
1 《スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest》
このカードは除去の薄いデッキ全般に強いので、それらに追加すると思われる。
特にナヤミッドレンジや斎藤Zooに強い予感。
1 《弱者の師/Mentor of the Meek》
用途不明。恐らく自分より遅い相手に手数を保つために入れると思われる。
こればっかりは使ってみないと全く分かりません。
2 《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》
2 《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council》
恐らく対コントロール枠。《魂の洞窟》から《幽霊議員オブゼダート》は対処しにくいフィニッシャーになり、対フラッシュなどに劇的に刺さりそうです。
パッとリストを見て考えられるのはこんなところでしょうか。
基本線はビートダウンなのですぐに動きは覚えられそうですが、細かい詰め方がとても難しそうです。
今週末のゲームデーでは使うか分かりませんが、近いうちに試してみようと思います。
さて、まずは足りない《カルテルの貴種》を買うところからだなぁ……
というのも、ブン回りありギミックありの構成が面白いデッキだったので、今後使う可能性も踏まえて考えをまとめておこうかと。
リストはこちら↓
◆MainBoard
▽Creature 30
4 《教区の勇者/Champion of the Parish》
4 《宿命の旅人/Doomed Traveler》
4 《カルテルの貴種/Cartel Aristocrat》
3 《悪名の騎士/Knight of Infamy》
2 《スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest》
4 《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》
2 《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》
4 《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
1 《修復の天使/Restoration Angel》
2 《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》
▽Spell 6
4 《オルゾフの魔除け/Orzhov Charm》
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
▽Land 24
4 《血の墓所/Blood Crypt》
4 《神無き祭殿/Godless Shrine》
4 《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel》
4 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
3 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
3 《平地/Plains》
1 《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
1 《大天使の霊堂/Vault of the Archangel》
◆SideBoard
3 《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
2 《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》
2 《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council》
2 《冒涜の行動/Blasphemous Act》
1 《スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest》
1 《弱者の師/Mentor of the Meek》
SCG製らしいこのリスト。ほぼ同じリストを使って、SamBlackやJonFinkelも成績優秀者として名を残しています。
GTCで新たに《カルテルの貴種》が加わり、《ファルケンラスの貴種》と合わせて生け贄エンジンを有効活用しながら戦える構成になってます。
基本線は人間ビートで攻めつつ、《スカースダグの高僧》や《士気溢れる徴集兵》の生け贄コンボで押込める構成。
加えて無条件除去である《オルゾフの魔除け》の各モードを有効活用する事ができるので、見た目通りシナジー感の溢れるデッキになっています。
まだ対戦で回していませんが、今回はとりあえず各カードの役割を見ていこうと思います。
◆人間ビート要素
4 《教区の勇者/Champion of the Parish》
4 《宿命の旅人/Doomed Traveler》
3 《悪名の騎士/Knight of Infamy》
2 《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》
基本骨子となる人間ビート部分。とはいえ人間シナジーは《教区の勇者》にしか無く、あとはカードパワーと生け贄の活用を前提にチョイスされているようです。
久々に見た《宿命の旅人》は、2回生け贄にできる上にチャンプブロッカーとしても飛行戦力としても優秀であり、このデッキでこそ光るカードです。
《悪名の騎士》は《ボロスの反攻者》が流行っている現環境では相対的に強いカード。
逆に《銀刃の聖騎士》は《ボロスの反攻者》が流行っている環境では相対的に弱いカードなので、枚数が抑えられていますね。
◆生け贄エンジン
4 《カルテルの貴種/Cartel Aristocrat》
2 《スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest》
4 《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
2 《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》
デッキのシナジーを繋ぐパーツ郡。特に重要なのは《ファルケンラスの貴種》かと。
対処されにくく、シナジーを助け、ドブン時は信頼のおけるフィニッシャーになるので、4枚採用以外はあり得ないですね。
《スカースダグの高僧》はハマれば勝てるシナジーカード。私も赤黒ゾンビではお世話になりました。
生物数がかなり多いデッキなので、エスパーコンなど以外では難なく起動して無双できるんではないでしょうか。
◆ユーティリティ
4 《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》
1 《修復の天使/Restoration Angel》
4 《オルゾフの魔除け/Orzhov Charm》
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
《ボロスの反攻者》はこのデッキに本当に必要か疑問です。
というのも、何のシナジーも無く、カードパワーを見ても他に選択肢があるハズ。
恐らく相手の《ボロスの反攻者》に対抗するために入っているのではないでしょうか。
《オルゾフの魔除け》は前述の通り、このデッキでは全てのモードを上手く使う事が出来るので納得の4枚。
《修復の天使》は2枚目が必要なマッチアップが無く、土地24枚ではこれ以上重いカードを入れたくないがために1枚なのではないでしょうか。
◆サイドボード
3 《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
追加除去はこのカードのみ。生け贄エンジンのあるこのデッキでは他のデッキより圧倒的に使い易いですね。
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
墓地対策。同じく《カルテルの貴種》を使う人間リアニやコントロール系をメタったか。
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
メインへの追加分。恐らく《銀刃の聖騎士》が弱い相手に入れ替えになるのでは。
2 《冒涜の行動/Blasphemous Act》
《ボロスの反攻者》とのコンボを狙えるカード。対ビートで有用。
しかし相手も《ボロスの反攻者》を使っていると撃ち時が難しい。
1 《スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest》
このカードは除去の薄いデッキ全般に強いので、それらに追加すると思われる。
特にナヤミッドレンジや斎藤Zooに強い予感。
1 《弱者の師/Mentor of the Meek》
用途不明。恐らく自分より遅い相手に手数を保つために入れると思われる。
こればっかりは使ってみないと全く分かりません。
2 《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》
2 《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council》
恐らく対コントロール枠。《魂の洞窟》から《幽霊議員オブゼダート》は対処しにくいフィニッシャーになり、対フラッシュなどに劇的に刺さりそうです。
パッとリストを見て考えられるのはこんなところでしょうか。
基本線はビートダウンなのですぐに動きは覚えられそうですが、細かい詰め方がとても難しそうです。
今週末のゲームデーでは使うか分かりませんが、近いうちに試してみようと思います。
さて、まずは足りない《カルテルの貴種》を買うところからだなぁ……
コメント
未練裏表4ドローは何かおかしい。
恐らくそうだとは思うんですが、コントロール相手にはドローできても生物並べたくないんですよね。
並べる動きを正当化する・・・にしては、手の生物を不確定なドローに変換するのは安定性低いんでやりたくない動きな気がします。