【カバレッジ】ラヴニカへの回帰ゲームデーinBM池袋 SE2回戦
2012年10月30日 雑記 コメント (1)10/28 ラヴニカへの回帰ゲームデー シングルエリミネーション2回戦カバレッジ
ナリタ ヤスマサ VS タハラ ヒロミ
32人で開催されたラヴニカへの回帰ゲームデーも、遂にTOP4まで絞られた。
小規模大会とはいえ、ここまでの6戦を好成績で駆け抜けた4人が今、最後の階段を上ろうとしている。
独自の調整を続けた、通称「JALites」を駆るナリタ。
彼は常連の中でも特に警戒されていた人物であり、ここまで残る事は大会が始まる前から予感されていた。
対するタハラは赤黒ゾンビスライでナリタに挑む。
超攻撃的な構成が、Flitesベースのナリタのデッキをどう突き崩すか。
低速なボードコントロールが、いかに赤黒の猛攻を凌ぐか。
互いが真逆の狙いを持った「時間との闘い」が、今、開始される。
Game 1
「時間」得るため、是が非でも先手が欲しいこのマッチアップ。ダイスの女神はナリタに微笑んだ。
互いにマリガンチェックでは即キープ。いきなり全力の戦いを伺わせる。
1ターン目は嵐の前の静けさか、互いに土地のタップインからスタート。
返す2ターン目もナリタはタップイン。対してタハラは《悪名の騎士》を戦場に送り出して戦いの火蓋を切った。
これにはナリタ苦い顔。それもそのはず、ナリタの3ターン目は《未練ある魂》のキャストでブロッカーを用意したが、プロテクション白の《悪名の騎士》の前ではその役目を果たせない。
タハラは更に《悪名の騎士》を追加し、2重の賛美を受けた《悪名の騎士》をレッドゾーンに送り込む。
対してナリタはブロッカーにならない《未練ある魂》トークンでアタックしつつ、《未練ある魂》をフラッシュバックしてターンを終えた。
ここでタハラは《ファルケンラスの貴種》をプレイ。単騎でアタックし2重の賛美を受け、6/3となった吸血鬼は《未練ある魂》トークン1体のチャンプに止められた。
プロテクション白に加えて厄介な飛行生物も追加され、ナリタは時間を稼ぐ手段を手に入れなければいけなくなった。
ナリタはここで《信仰無き物あさり》をプレイし解決策を探しに行く。そして捨てたのは土地と《静穏の天使》。
この天使さえ《堀葬の儀式》できれば、何とか盤面を優位に持っていけるナリタ。時間稼ぎのため《ヴェールのリリアナ》をプレイし、即座に-2能力を起動させる。これには《悪名の騎士》が1体生け贄に捧げられた。
タハラのターン。まだ火力の圏内になっていないライフを削る為、《地獄乗り》を召喚して強引に全軍特攻をかける。もちろん誘発ダメージは全てプレイヤーだ。
これには《未練ある魂》のトークン2体が《ファルケンラスの貴種》と《地獄乗り》をブロックし、《悪名の騎士》だけが通る事となった。
これでナリタのライフは11。火力圏内にするには、あと1,2回のアタックが必要となる。
返しのナリタ、《ヴェールのリリアナ》の+1で追加の《静穏の天使》を墓地に落としつつ、遂に手札から《堀葬の儀式》を唱え盤面に《静穏の天使》を登場させる。
この天使はタハラの《地獄乗り》と墓地の《静穏の天使》を取り除き、盤面は《悪名の騎士》と《静穏の天使》が睨み合う形となった。
盤面が一気に不利になってしまったタハラ。唯一のアタッカーである《悪名の騎士》を除去されては適わないと、《灼熱の槍》で忠誠度2の《ヴェールのリリアナ》を排除。
その上で《悪名の騎士》でアタックし、賛美の効果でナリタのライフを8まで落とし込んだ。
ナリタも負けじと《信仰無き物あさり》をフラッシュバックしつつ《静穏の天使》でアタックし、ライフはナリタ8対タハラ12。
返すタハラは《悪名の騎士》1体で攻撃。ナリタのライフが5。手札には《硫黄の流弾》。陰鬱を達成するか、追加の火力を引ければ……
しかしナリタはタハラのエンドステップに《忌まわしい回収》を唱えると、念願の《スラーグ牙》を獲得!
《静穏の天使》で攻撃しつつ《スラーグ牙》を唱え、ライフは安全圏へ。
タハラは最後のドローを確認すると、投了を宣言したのだった。
ナリタ 1-0 タハラ
Game 2
早速、ギリギリの攻防を見せた1ゲーム目と違い、2ゲーム目は一方的な殺戮劇となった。
当然の如く先手を選んだタハラは、1マリガンの後に満足のいくハンドを獲得し、6枚に納得のキープ。
対するナリタは7枚でキープを宣言してはいるが、決してベストな初手とは言いづらいようで首をかしげながらのキープとなる。
先行するタハラ。1ターン目は《戦墓のグール》を戦場に展開。
2ターン目には《墓所這い》2体を展開し一気に6点クロックを作り出した。これが、強力な1マナ域を擁するラクドスの真骨頂である。
この時点でかなり苦い顔のナリタ。土地を置いてエンドするしかない。
返すタハラは即座に3体のゾンビをレッドゾーンへ。早くもナリタのライフは12まで落ち込む。
タハラは追加戦力として《悪名の騎士》を追加してターンを追えるが、エンドステップにナリタが祈るように《忌まわしい回収》を唱える。
この《忌まわしい回収》は土地を手札に加えつつ《未練ある魂》を墓地に落とす事になるが、《未練ある魂》1枚では盤面を抑えきれない。
ナリタは《未練ある魂》をフラッシュバックしつつ、土地をタップインしてターンを終えた。
そしてタハラの4ターン目。即座に4体で攻撃を宣言し、ナリタはトークン2体で《墓所這い》2体と相打ちし、少しでも時間を稼ごうとする。
タハラは冷静に《墓所這い》2体を墓地から唱えなおすと、ナリタの墓地を確認してターンを終えた。ナリタの墓地には追加の《未練ある魂》も無ければ、釣る為の《スラーグ牙》も無い。
ナリタの4ターン目。悩んだ末にギルドランドをアンタップインすると、《高原の狩りの達人》を繰り出した。
折角のライフゲインはギルドランドのアンタップインで相殺されてしまったが、ここで2体のブロッカーを得たことは大きい。
しかしタハラは気にも留めずに4体で猛攻を仕掛ける。これには《悪名の騎士》と《戦墓のグール》をブロックし、ナリタのライフが4となる。
タハラは《戦墓のグール》を追加してターンを終える。火力は無くとも、《墓所這い》を含むこのゾンビ軍団は対処が難しい。
起死回生のアクションを求められるナリタは《信仰無き物あさり》で《堀葬の儀式》と《スラーグ牙》を落とし、《堀葬の儀式》をフラッシュバック!
しかしタハラの握っていた《ラクドスの魔除け》が、ナリタの墓地と共に勝ちの目を全て消し飛ばした。
ナリタ 1-1 タハラ
Game 3
運命の3戦目。凌ぐナリタと攻めたてるタハラの戦いが、終焉を迎えようとしていた。
1戦目は蜘蛛の糸を辿るようなギリギリの防衛戦を制し、何とか凌ぎ切ったナリタ。
対して2戦目は、いわゆる「ブン回り」で暴力的なまでの速度で押し切ったタハラ。
最終戦は、攻めるタハラが勝つか守るナリタが勝つか。猛攻と堅守の戦いが今、決着する。
マリガンチェックは互いに悩んだ末のキープ。先攻ナリタのタップインのみに対し、タハラも土地を置くのみで1ターン目が終わった。
ナリタは2ターン目、アンタップインの土地を置いてターンを終える。対するタハラは《ラクドスの哄笑者》を解鎖で唱えつつ、またも土地をタップイン。
タハラのエンド時に《忌まわしい回収》をプレイ。このマッチアップでは最高の強さを発揮する《ケンタウルスの癒し手》を手に加えつつ、墓地に《轟く激震》を落とす。
ナリタは《ケンタウルスの癒し手》を即座にキャスト。ブロッカーを用意しつつ、ライフを23に引き上げた。
出遅れから一気に攻め辛くなってしまったタハラ。《ラクドスの哄笑者》2体目を解鎖で追加しつつ、《脳食願望》を放つ。
しかしこれは空振り。しかも手には《忌まわしい回収》2枚と《ケンタウルスの癒し手》《信仰無き物あさり》が見え、今後もラクドススライにとって厳しいカードを叩きつけられるハンドだ。
返すナリタのターンではまず《信仰無き物あさり》。土地2枚を捨てつつ、2体目の《ケンタウルスの癒し手》は出さずにターンを終えた。
《忌まわしい回収》で得られうるアドバンテージを活かされる前に勝負を決めたいタハラ。しかし土地が2枚で止まってしまう。
何も展開できずにターンを返そうとするが、ターンエンドにナリタは1枚目の《忌まわしい回収》。《高原の狩りの達人》を手に入れる。
ナリタは返すターンでこれを展開。更にライフを得つつブロッカーを用意できたため、《ケンタウルスの癒し手》で攻撃を開始した。
圧倒的なライフ差と盤面差が厳しいタハラ。何とか3枚目の土地を引き込み、まずは《硫黄の流弾》で《高原の狩りの達人》を除去する。
その上で《ラクドスの哄笑者》2体でアタック。これは狼トークンと1体が相打ちになるが、やっとナリタにダメージを与える事に成功した。
しかしナリタは慌てない。またも《ケンタウルスの癒し手》でアタックすると、《死儀礼のシャーマン》を展開してターンを終えた。
この1/2は放置すると圧倒的なライフ差を付けられてしまう。タハラはまた対処を迫られた。
タハラはひとまずといった形で《ラクドスの哄笑者》でアタックを仕掛けるが、そこに現れる《修復の天使》!
天使のブリンク能力こそ《ケンタウルスの癒し手》に《灼熱の槍》を撃つことで対処するが、大事なアタッカーを失った上に少ないマナも使ってしまい、このターンにアクションができない。
ナリタはもう詰めるだけとばかりに、《忌まわしい回収》から《スラーグ牙》を墓地に落としつつ土地を手に。
更には《修復の天使》で攻撃しつつ《未練ある魂》で防御も固め、着々と盤面を築きながらプレッシャーをかける。
タハラはやっと4枚目の土地を手に入れるが、既に攻勢に出れる盤面ではなく、《吸血鬼の夜鷲》を出してターンを終えるのみ。
ナリタはそこに容赦せず《静穏の天使》をプレイ。タハラの《吸血鬼の夜鷲》を消しつつ、墓地の《スラーグ牙》を回収して見せた。
もはや打つ手の無くなったタハラ。最後のドローを確認し投了を宣言した。
ナリタ 2-1 タハラ
ナリタ、決勝進出!
という事で私のカバレッジ担当分は終わりです。
ポリスさんのアップした分も合わせてお楽しみ下さい。
ポリスさんと比べると、どうも盤面描写というか、有利不利の描写が弱いなぁ。
用語の使い方とか、カード名の表記の仕方とかもポリスさんはしっかりしているので、見習わなければ。
……と言っても、ホントはカバレッジを書かない成績になるのが一番なのだけれど。
ナリタ ヤスマサ VS タハラ ヒロミ
32人で開催されたラヴニカへの回帰ゲームデーも、遂にTOP4まで絞られた。
小規模大会とはいえ、ここまでの6戦を好成績で駆け抜けた4人が今、最後の階段を上ろうとしている。
独自の調整を続けた、通称「JALites」を駆るナリタ。
彼は常連の中でも特に警戒されていた人物であり、ここまで残る事は大会が始まる前から予感されていた。
対するタハラは赤黒ゾンビスライでナリタに挑む。
超攻撃的な構成が、Flitesベースのナリタのデッキをどう突き崩すか。
低速なボードコントロールが、いかに赤黒の猛攻を凌ぐか。
互いが真逆の狙いを持った「時間との闘い」が、今、開始される。
Game 1
「時間」得るため、是が非でも先手が欲しいこのマッチアップ。ダイスの女神はナリタに微笑んだ。
互いにマリガンチェックでは即キープ。いきなり全力の戦いを伺わせる。
1ターン目は嵐の前の静けさか、互いに土地のタップインからスタート。
返す2ターン目もナリタはタップイン。対してタハラは《悪名の騎士》を戦場に送り出して戦いの火蓋を切った。
これにはナリタ苦い顔。それもそのはず、ナリタの3ターン目は《未練ある魂》のキャストでブロッカーを用意したが、プロテクション白の《悪名の騎士》の前ではその役目を果たせない。
タハラは更に《悪名の騎士》を追加し、2重の賛美を受けた《悪名の騎士》をレッドゾーンに送り込む。
対してナリタはブロッカーにならない《未練ある魂》トークンでアタックしつつ、《未練ある魂》をフラッシュバックしてターンを終えた。
ここでタハラは《ファルケンラスの貴種》をプレイ。単騎でアタックし2重の賛美を受け、6/3となった吸血鬼は《未練ある魂》トークン1体のチャンプに止められた。
プロテクション白に加えて厄介な飛行生物も追加され、ナリタは時間を稼ぐ手段を手に入れなければいけなくなった。
ナリタはここで《信仰無き物あさり》をプレイし解決策を探しに行く。そして捨てたのは土地と《静穏の天使》。
この天使さえ《堀葬の儀式》できれば、何とか盤面を優位に持っていけるナリタ。時間稼ぎのため《ヴェールのリリアナ》をプレイし、即座に-2能力を起動させる。これには《悪名の騎士》が1体生け贄に捧げられた。
タハラのターン。まだ火力の圏内になっていないライフを削る為、《地獄乗り》を召喚して強引に全軍特攻をかける。もちろん誘発ダメージは全てプレイヤーだ。
これには《未練ある魂》のトークン2体が《ファルケンラスの貴種》と《地獄乗り》をブロックし、《悪名の騎士》だけが通る事となった。
これでナリタのライフは11。火力圏内にするには、あと1,2回のアタックが必要となる。
返しのナリタ、《ヴェールのリリアナ》の+1で追加の《静穏の天使》を墓地に落としつつ、遂に手札から《堀葬の儀式》を唱え盤面に《静穏の天使》を登場させる。
この天使はタハラの《地獄乗り》と墓地の《静穏の天使》を取り除き、盤面は《悪名の騎士》と《静穏の天使》が睨み合う形となった。
盤面が一気に不利になってしまったタハラ。唯一のアタッカーである《悪名の騎士》を除去されては適わないと、《灼熱の槍》で忠誠度2の《ヴェールのリリアナ》を排除。
その上で《悪名の騎士》でアタックし、賛美の効果でナリタのライフを8まで落とし込んだ。
ナリタも負けじと《信仰無き物あさり》をフラッシュバックしつつ《静穏の天使》でアタックし、ライフはナリタ8対タハラ12。
返すタハラは《悪名の騎士》1体で攻撃。ナリタのライフが5。手札には《硫黄の流弾》。陰鬱を達成するか、追加の火力を引ければ……
しかしナリタはタハラのエンドステップに《忌まわしい回収》を唱えると、念願の《スラーグ牙》を獲得!
《静穏の天使》で攻撃しつつ《スラーグ牙》を唱え、ライフは安全圏へ。
タハラは最後のドローを確認すると、投了を宣言したのだった。
ナリタ 1-0 タハラ
Game 2
早速、ギリギリの攻防を見せた1ゲーム目と違い、2ゲーム目は一方的な殺戮劇となった。
当然の如く先手を選んだタハラは、1マリガンの後に満足のいくハンドを獲得し、6枚に納得のキープ。
対するナリタは7枚でキープを宣言してはいるが、決してベストな初手とは言いづらいようで首をかしげながらのキープとなる。
先行するタハラ。1ターン目は《戦墓のグール》を戦場に展開。
2ターン目には《墓所這い》2体を展開し一気に6点クロックを作り出した。これが、強力な1マナ域を擁するラクドスの真骨頂である。
この時点でかなり苦い顔のナリタ。土地を置いてエンドするしかない。
返すタハラは即座に3体のゾンビをレッドゾーンへ。早くもナリタのライフは12まで落ち込む。
タハラは追加戦力として《悪名の騎士》を追加してターンを追えるが、エンドステップにナリタが祈るように《忌まわしい回収》を唱える。
この《忌まわしい回収》は土地を手札に加えつつ《未練ある魂》を墓地に落とす事になるが、《未練ある魂》1枚では盤面を抑えきれない。
ナリタは《未練ある魂》をフラッシュバックしつつ、土地をタップインしてターンを終えた。
そしてタハラの4ターン目。即座に4体で攻撃を宣言し、ナリタはトークン2体で《墓所這い》2体と相打ちし、少しでも時間を稼ごうとする。
タハラは冷静に《墓所這い》2体を墓地から唱えなおすと、ナリタの墓地を確認してターンを終えた。ナリタの墓地には追加の《未練ある魂》も無ければ、釣る為の《スラーグ牙》も無い。
ナリタの4ターン目。悩んだ末にギルドランドをアンタップインすると、《高原の狩りの達人》を繰り出した。
折角のライフゲインはギルドランドのアンタップインで相殺されてしまったが、ここで2体のブロッカーを得たことは大きい。
しかしタハラは気にも留めずに4体で猛攻を仕掛ける。これには《悪名の騎士》と《戦墓のグール》をブロックし、ナリタのライフが4となる。
タハラは《戦墓のグール》を追加してターンを終える。火力は無くとも、《墓所這い》を含むこのゾンビ軍団は対処が難しい。
起死回生のアクションを求められるナリタは《信仰無き物あさり》で《堀葬の儀式》と《スラーグ牙》を落とし、《堀葬の儀式》をフラッシュバック!
しかしタハラの握っていた《ラクドスの魔除け》が、ナリタの墓地と共に勝ちの目を全て消し飛ばした。
ナリタ 1-1 タハラ
Game 3
運命の3戦目。凌ぐナリタと攻めたてるタハラの戦いが、終焉を迎えようとしていた。
1戦目は蜘蛛の糸を辿るようなギリギリの防衛戦を制し、何とか凌ぎ切ったナリタ。
対して2戦目は、いわゆる「ブン回り」で暴力的なまでの速度で押し切ったタハラ。
最終戦は、攻めるタハラが勝つか守るナリタが勝つか。猛攻と堅守の戦いが今、決着する。
マリガンチェックは互いに悩んだ末のキープ。先攻ナリタのタップインのみに対し、タハラも土地を置くのみで1ターン目が終わった。
ナリタは2ターン目、アンタップインの土地を置いてターンを終える。対するタハラは《ラクドスの哄笑者》を解鎖で唱えつつ、またも土地をタップイン。
タハラのエンド時に《忌まわしい回収》をプレイ。このマッチアップでは最高の強さを発揮する《ケンタウルスの癒し手》を手に加えつつ、墓地に《轟く激震》を落とす。
ナリタは《ケンタウルスの癒し手》を即座にキャスト。ブロッカーを用意しつつ、ライフを23に引き上げた。
出遅れから一気に攻め辛くなってしまったタハラ。《ラクドスの哄笑者》2体目を解鎖で追加しつつ、《脳食願望》を放つ。
しかしこれは空振り。しかも手には《忌まわしい回収》2枚と《ケンタウルスの癒し手》《信仰無き物あさり》が見え、今後もラクドススライにとって厳しいカードを叩きつけられるハンドだ。
返すナリタのターンではまず《信仰無き物あさり》。土地2枚を捨てつつ、2体目の《ケンタウルスの癒し手》は出さずにターンを終えた。
《忌まわしい回収》で得られうるアドバンテージを活かされる前に勝負を決めたいタハラ。しかし土地が2枚で止まってしまう。
何も展開できずにターンを返そうとするが、ターンエンドにナリタは1枚目の《忌まわしい回収》。《高原の狩りの達人》を手に入れる。
ナリタは返すターンでこれを展開。更にライフを得つつブロッカーを用意できたため、《ケンタウルスの癒し手》で攻撃を開始した。
圧倒的なライフ差と盤面差が厳しいタハラ。何とか3枚目の土地を引き込み、まずは《硫黄の流弾》で《高原の狩りの達人》を除去する。
その上で《ラクドスの哄笑者》2体でアタック。これは狼トークンと1体が相打ちになるが、やっとナリタにダメージを与える事に成功した。
しかしナリタは慌てない。またも《ケンタウルスの癒し手》でアタックすると、《死儀礼のシャーマン》を展開してターンを終えた。
この1/2は放置すると圧倒的なライフ差を付けられてしまう。タハラはまた対処を迫られた。
タハラはひとまずといった形で《ラクドスの哄笑者》でアタックを仕掛けるが、そこに現れる《修復の天使》!
天使のブリンク能力こそ《ケンタウルスの癒し手》に《灼熱の槍》を撃つことで対処するが、大事なアタッカーを失った上に少ないマナも使ってしまい、このターンにアクションができない。
ナリタはもう詰めるだけとばかりに、《忌まわしい回収》から《スラーグ牙》を墓地に落としつつ土地を手に。
更には《修復の天使》で攻撃しつつ《未練ある魂》で防御も固め、着々と盤面を築きながらプレッシャーをかける。
タハラはやっと4枚目の土地を手に入れるが、既に攻勢に出れる盤面ではなく、《吸血鬼の夜鷲》を出してターンを終えるのみ。
ナリタはそこに容赦せず《静穏の天使》をプレイ。タハラの《吸血鬼の夜鷲》を消しつつ、墓地の《スラーグ牙》を回収して見せた。
もはや打つ手の無くなったタハラ。最後のドローを確認し投了を宣言した。
ナリタ 2-1 タハラ
ナリタ、決勝進出!
という事で私のカバレッジ担当分は終わりです。
ポリスさんのアップした分も合わせてお楽しみ下さい。
ポリスさんと比べると、どうも盤面描写というか、有利不利の描写が弱いなぁ。
用語の使い方とか、カード名の表記の仕方とかもポリスさんはしっかりしているので、見習わなければ。
……と言っても、ホントはカバレッジを書かない成績になるのが一番なのだけれど。
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