【カバレッジ】ラヴニカへの回帰ゲームデーinBM池袋 SE1回戦
2012年10月29日 雑記 コメント (4)10/28 ラヴニカへの回帰ゲームデー シングルエリミネーション1回戦カバレッジ
イシガキ リョウジ VS フクオカ マサヨシ
BIG MAGIC池袋店(以下BM池袋)では、数ヶ月に1回のお祭りが存在する。
新エキスパンションが発売される度に行われる、ゲームデーがそれだ。
ゲームデーとは、普通の店舗とプレイヤーにとって、ただの一般大会でしかないイベントである。
しかしBM池袋では、常連の勝手な盛り上がりにより、下手なプレミアムイベントよりも「ガチ」なイベントとなっている。
SEに残った彼ら2人も、そんなBM池袋常連の仲間たちだ。
ジャンドを駆るイシガキ。彼は最近スタンダードを調整する暇が無く、同じく常連のとあるプレイヤーのリストをシェアしての参戦だ。
圧倒的に足りない練習量を、普段とは打って変わった冷静なプレイングで勝ち上がってきた。
BM池袋にはジャンドが少なく、対策が少なかった事も勝ち上がった要員の1つであろう。
対してエスパーコントロールを駆るフクオカ。奇しくも、彼も常連のレシピをシェアしてもらっての参戦となる。
同じく練習量が足りないながら、デッキパワーを活かした慎重なプレイングで勝ち上がってきた。
練習量が足りない2人の対決。勝負を決めるのは、果たして運か、実力か。
Game 1
先手はイシガキ。初手に納得がいかずマリガンを行うが、次の6枚は満足がいくものだったようで、即座にキープ。
対するフクオカは7枚に満足の様子。
初動はイシガキの3ターン目に撃たれた《遥か見》。これにはフクオカが《否認》で返す。
続くターンもイシガキは《遥か見》を唱える。しかしこれも《雲散霧消》が土地伸ばしを阻む。
これにより土地が2枚で止まってしまったイシガキ。何もせずにターンを返すと、フクオカは《熟慮》と《アゾリウスの魔除け》で手札を整える。
フクオカは5ターン目、2マナを残して《未練ある魂》をキャスト。延命では無く、明確な攻撃意志を持ってトークンを送り出す。
これに対し何もできないイシガキ。続くターンの《未練ある魂》フラッシュバックにも、土地が置けずにディスカードで応える事になってしまう。
フクオカは4体のトークンで攻撃を開始。常に土地はフルオープンで返し、豊富な手札で全て捌き切る構え。
遂にライフが10になるイシガキは、結局3枚目の土地を引けないまま《小悪魔の遊び》X=1でトークンを減らす。苦しい延命だ。
構わずフクオカは残ったトークンで殴る。イシガキ、ライフ7にしてやっと3枚目の土地を置く。が、タップイン。
フクオカ、ひたすらに構えながらトークンで殴る。イシガキ、4枚目の土地を置きつつ、《高原の狩りの達人》をプレイ。
もちろんフクオカに対処が無い訳もなく、《雲散霧消》で最後の希望を摘み取った。
イシガキ 0-1 フクオカ
Game 2
先手を取ったイシガキ。かなり悩みつつも、しぶしぶ初手7枚でキープを宣言。
対するフクオカは即座にキープ宣言。手札の良さが、声に現れている。
初動はイシガキの1ターン目《死儀礼のシャーマン》。攻撃することなく継続的なダメージを与えられる、コントロールにとっては毒のような存在だ。
続く動きは3ターン目の《遥か見》。これはフクオカ、悩みつつ通す。
返しにフクオカは《終末》を奇跡ドロー。《死儀礼のシャーマン》は墓地の《遥か見》を食べつつデッキボトムに送られた。
4ターン目。イシガキは《殺戮遊戯》を叩きつける。これにはフクオカ、。苦い顔。
指定は《思考を築く者、ジェイス》。しかしフクオカのデッキには入っておらず、手札とデッキを確認するだけで終わってしまった。
フクオカはここで、土地を置かずにターン終了を宣言。土地が3枚で止まってしまった。
返しのイシガキはまたしても《殺戮遊戯》をプレイ。打ち消す事ができないこの呪文に、フクオカは頷くしかない。
指定は《未練ある魂》。手札にあったことを確認済みだったため、アドバンテージを失わずにフィニッシュ手段の1つを確実に追放することに成功する。
《殺戮遊戯》の連打によりデッキが丸裸になったフクオカだが、無事に4枚目の土地を《禁忌の錬金術》で引き当て、また土地を伸ばし始める。
イシガキは《地下世界の人脈》《高原の狩りの達人》とキャストするが、これは《殺戮遊戯》で見えていた《否認》《中略》で打ち消された。
フクオカは6枚目の土地として《ネファリアの溺墓》を置く。《未練ある魂》が無い今、唯一の勝ち手段だが、その確実性は折り紙つきだ。
ここでイシガキ、手にあったカウンターを使わせたので、《死儀礼のシャーマン》+《残虐の勝利》を一気に展開する。
《残虐の勝利》こそ《隔離する成長》で割るフクオカだが、《死儀礼のシャーマン》が残ってしまう。
この生物は《ネファリアの溺墓》よりも早くゲームを決めてしまう。遂に対処が必要な脅威が場に残ってしまった形だ。
続くターン。土地をフルオープンで返しつつ、イシガキの《ラクドスの魔鍵》を見送り、《スフィンクスの啓示》X=3をプレイ。
細かくアドバンテージの取れていたフクオカが、これで一気にカード枚数で優位に立った。
その上、《ラクドスの魔鍵》を《アゾリウスの魔除け》+《ネファリアの溺墓》で完全除去しつつ、《死儀礼のシャーマン》には《至高の評決》でまたも盤面を更地に。
これでカード枚数の優位をそのまま盤面の優位にまで広げたフクオカ。追加で展開された《オリヴィア・ヴォルダーレン》を《終末》で、《見えざる者、ヴラスカ》を《中略》で対処すると、追加の《ネファリアの溺墓》で早やかにライブラリーを削り切った。
フクオカ、シングルエリミネーション2回戦進出!
イシガキ 0-2 フクオカ
久々にカバレッジを執筆。思ったよりサクッと書けました。
あと1回戦分のカバレッジがあるので、それは明日アップします。
先週末(木曜モダン、FNM2回、ゲームデー)の大会レポはその後に書く予定。
あとは最新のトリコ&ジャンドのレシピでもアップしましょうか。
イシガキ リョウジ VS フクオカ マサヨシ
BIG MAGIC池袋店(以下BM池袋)では、数ヶ月に1回のお祭りが存在する。
新エキスパンションが発売される度に行われる、ゲームデーがそれだ。
ゲームデーとは、普通の店舗とプレイヤーにとって、ただの一般大会でしかないイベントである。
しかしBM池袋では、常連の勝手な盛り上がりにより、下手なプレミアムイベントよりも「ガチ」なイベントとなっている。
SEに残った彼ら2人も、そんなBM池袋常連の仲間たちだ。
ジャンドを駆るイシガキ。彼は最近スタンダードを調整する暇が無く、同じく常連のとあるプレイヤーのリストをシェアしての参戦だ。
圧倒的に足りない練習量を、普段とは打って変わった冷静なプレイングで勝ち上がってきた。
BM池袋にはジャンドが少なく、対策が少なかった事も勝ち上がった要員の1つであろう。
対してエスパーコントロールを駆るフクオカ。奇しくも、彼も常連のレシピをシェアしてもらっての参戦となる。
同じく練習量が足りないながら、デッキパワーを活かした慎重なプレイングで勝ち上がってきた。
練習量が足りない2人の対決。勝負を決めるのは、果たして運か、実力か。
Game 1
先手はイシガキ。初手に納得がいかずマリガンを行うが、次の6枚は満足がいくものだったようで、即座にキープ。
対するフクオカは7枚に満足の様子。
初動はイシガキの3ターン目に撃たれた《遥か見》。これにはフクオカが《否認》で返す。
続くターンもイシガキは《遥か見》を唱える。しかしこれも《雲散霧消》が土地伸ばしを阻む。
これにより土地が2枚で止まってしまったイシガキ。何もせずにターンを返すと、フクオカは《熟慮》と《アゾリウスの魔除け》で手札を整える。
フクオカは5ターン目、2マナを残して《未練ある魂》をキャスト。延命では無く、明確な攻撃意志を持ってトークンを送り出す。
これに対し何もできないイシガキ。続くターンの《未練ある魂》フラッシュバックにも、土地が置けずにディスカードで応える事になってしまう。
フクオカは4体のトークンで攻撃を開始。常に土地はフルオープンで返し、豊富な手札で全て捌き切る構え。
遂にライフが10になるイシガキは、結局3枚目の土地を引けないまま《小悪魔の遊び》X=1でトークンを減らす。苦しい延命だ。
構わずフクオカは残ったトークンで殴る。イシガキ、ライフ7にしてやっと3枚目の土地を置く。が、タップイン。
フクオカ、ひたすらに構えながらトークンで殴る。イシガキ、4枚目の土地を置きつつ、《高原の狩りの達人》をプレイ。
もちろんフクオカに対処が無い訳もなく、《雲散霧消》で最後の希望を摘み取った。
イシガキ 0-1 フクオカ
Game 2
先手を取ったイシガキ。かなり悩みつつも、しぶしぶ初手7枚でキープを宣言。
対するフクオカは即座にキープ宣言。手札の良さが、声に現れている。
初動はイシガキの1ターン目《死儀礼のシャーマン》。攻撃することなく継続的なダメージを与えられる、コントロールにとっては毒のような存在だ。
続く動きは3ターン目の《遥か見》。これはフクオカ、悩みつつ通す。
返しにフクオカは《終末》を奇跡ドロー。《死儀礼のシャーマン》は墓地の《遥か見》を食べつつデッキボトムに送られた。
4ターン目。イシガキは《殺戮遊戯》を叩きつける。これにはフクオカ、。苦い顔。
指定は《思考を築く者、ジェイス》。しかしフクオカのデッキには入っておらず、手札とデッキを確認するだけで終わってしまった。
フクオカはここで、土地を置かずにターン終了を宣言。土地が3枚で止まってしまった。
返しのイシガキはまたしても《殺戮遊戯》をプレイ。打ち消す事ができないこの呪文に、フクオカは頷くしかない。
指定は《未練ある魂》。手札にあったことを確認済みだったため、アドバンテージを失わずにフィニッシュ手段の1つを確実に追放することに成功する。
《殺戮遊戯》の連打によりデッキが丸裸になったフクオカだが、無事に4枚目の土地を《禁忌の錬金術》で引き当て、また土地を伸ばし始める。
イシガキは《地下世界の人脈》《高原の狩りの達人》とキャストするが、これは《殺戮遊戯》で見えていた《否認》《中略》で打ち消された。
フクオカは6枚目の土地として《ネファリアの溺墓》を置く。《未練ある魂》が無い今、唯一の勝ち手段だが、その確実性は折り紙つきだ。
ここでイシガキ、手にあったカウンターを使わせたので、《死儀礼のシャーマン》+《残虐の勝利》を一気に展開する。
《残虐の勝利》こそ《隔離する成長》で割るフクオカだが、《死儀礼のシャーマン》が残ってしまう。
この生物は《ネファリアの溺墓》よりも早くゲームを決めてしまう。遂に対処が必要な脅威が場に残ってしまった形だ。
続くターン。土地をフルオープンで返しつつ、イシガキの《ラクドスの魔鍵》を見送り、《スフィンクスの啓示》X=3をプレイ。
細かくアドバンテージの取れていたフクオカが、これで一気にカード枚数で優位に立った。
その上、《ラクドスの魔鍵》を《アゾリウスの魔除け》+《ネファリアの溺墓》で完全除去しつつ、《死儀礼のシャーマン》には《至高の評決》でまたも盤面を更地に。
これでカード枚数の優位をそのまま盤面の優位にまで広げたフクオカ。追加で展開された《オリヴィア・ヴォルダーレン》を《終末》で、《見えざる者、ヴラスカ》を《中略》で対処すると、追加の《ネファリアの溺墓》で早やかにライブラリーを削り切った。
フクオカ、シングルエリミネーション2回戦進出!
イシガキ 0-2 フクオカ
久々にカバレッジを執筆。思ったよりサクッと書けました。
あと1回戦分のカバレッジがあるので、それは明日アップします。
先週末(木曜モダン、FNM2回、ゲームデー)の大会レポはその後に書く予定。
あとは最新のトリコ&ジャンドのレシピでもアップしましょうか。
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