引っ越しが来週に迫ってきました。
引っ越し前後は、流石にMTGばかりやってられないので、自重するつもりです。
それでも8日はプレリに出ますが。


今日はM13の注目カードについて雑感を書いていこうと思います。
AVRは忙しくて書けませんでしたが……今回こそはちゃんとプレリ前に書かねば。


白/White

《群れの統率者アジャニ》
3枚目の3マナプレインズウォーカー。能力はビート寄り。
初期忠誠値が高く、打点への貢献度が高いのが魅力ですが、アドは取れない能力。
2マナの優良生物と一緒に使いたいが、今は盤面掌握できるほど強い生物が居ないのが悩みどころ。
一応、《精鋭の審問官》から繋げば強いか。

《熟練の戦術家、オドリック》
4マナ伝説のクリーチャーサイクル。白は戦闘補助生物。
自身のレシオはまぁまぁ。能力は派手に見えるが、条件が厳しい上にそれほど効果的ではない。
赤白人間にして《屋根職人の反乱》を使って発動させても良いが、弱い生物の除去orブロッカー無視程度の事しか起きない。
結論を言うと、弱いので構築ではノーチャンかと。

《安全な道》
対《忌むべき者のかがり火》カードとして使われそう。実際、私は使います。
《神聖なる反撃》に比べて低マナで完全に守り切れるのが利点。小回りが利かず決定力が無いのが欠点。
とはいえ殴り合いの場で一方的な《濃霧》はゲームを終わらせる力があるので、リミテのような使い方でエンドカードになり得る。

《セラの報復者》
TSPからの再録。序盤に展開できない天使。
1~3t目に出せないとはいえ、3/3飛行警戒は強く、2マナという軽さは構えるスペルと相性が良い。
3/4飛行の《修復の天使》が幅を利かせる環境なので微妙に使いづらいが、天使好きな誰かはきっと使う。

《荘厳な大天使》
みんなで賛美!な天使。
賛美という効果と横に並べる戦略は合わないため、入れるデッキに悩みそう。
しかし場に出たターンから効果があるため、それなりに即効性があるのが◎。
EDHのラフィークに入れて試して見たい。という事で英FOIL募集。



青/Blue

《古術師》
軽い《記憶の壁》ないし《イゼットの時術師》。
安価なEDHが組みやすくなった。

《ボーラスの占い師》
アド生物。アドが取れない可能性もあるが、使い勝手は良さそう。
《海門の神官》と同じように使えると考えると軽い分だけ強い。が、ビート環境には合っていない。
これでブロッカー立てつつデッキを掘って頑張るエスパーコンとか……何とかなりそう。

《本質の散乱》
これを再録するなら《魂の洞窟》は刷らないで欲しかった。

《真珠三叉矛の達人》
追加の2マナロード。ほぼ《アトランティスの王》。
池袋BM勢は、全員がこれを見たときポリスさんを思い浮かべたハズ。
スタンではノーチャン。モダンではワンチャン。レガシーはガチ。

《全知》
EDHかショーテルで、どうぞ。

《空召喚士ターランド》
割と評価しているカード。除去られなければ爆アド必死。
相手に除去を握られてても1体はトークンを残せるので、そこまで出し難くもなさそう。
強いて言えば、《ギタクシア派の調査》や《はらわた撃ち》と共存できる時間が短い事が残念か。



黒/Black

《強迫》
強いのは間違いないが、環境に即していないっぽい再録カード。
現状、あまりにもビート環境なので、使いたいデッキはかなり少ないんではなかろうか。

《闇の領域のリリアナ》
黒単補佐な3人目のリリアナ。アドは稼げるが土地のみ。
よく見たら《堕落》も《堕落の触手》も無いので、黒単の利点は相変わらず少な目。
私は恐らく3マナリリアナを使い続けます。

《もぎとり》
帰ってきた全体除去。どうせなら《滅び》が欲しかった。
デッキを黒単、ないし黒濃いめにする必要があるため、黒系のコントロールが弱い現状では厳しい印象。
とはいえ《審判の日》が無いラヴニカ以降は最も軽い全体除去になり得るので、環境次第ではワンチャン。



赤/Red

《群衆の親分、クレンコ》
倍々ゴブリン。速攻が付いていると勝手に勘違いしていたが、付いていないんですね。
2回起動できればゲームを掌握できるだけの力があると思いますが、速攻の無い4マナ生物が2回タップできるほど、今の環境は悠長で無いのが現状。


《雷口のヘルカイト》
強力な速攻ドラゴン。ブロッカーを除ける能力付き。
高いダメージ効率を誇り、その上でブロッカーをタップする能力によりダメージへの信頼も高い。
現環境における5マナという重さはネックですが、5/5速攻飛行は補って余りあるプレッシャー。

《野生の勘》
アドを失わないドロー操作。赤らしくないが、先に捨てるドローは赤の役目になったらしい。
《信仰無き物あさり》と合わせてガリガリデッキを掘ることができるが、掘った先に何を求めるかが重要。
ダブルシンボルでタッチしにくいのが不満ですが、久々に赤単を作るのも面白そう。



緑/Green

《遥か見》
森を持ってこれない《不屈の自然》。
しかし基本地形タイプを指定しているので、ギルドランドを持ってくる事が可能。
他にも基本地形タイプを指定した土地伸ばしが多く、ラヴニカでの新規ギルドランドの作成or再録を匂わせる。

《地の封印》
使い易い墓地対策。アドを失わずに対策できるのが○。
FB呪文は防げないが、主に《堀葬の儀式》や《瞬唱の魔道士》を防ぐのが役目
とはいえ構築で使われている墓地対象呪文はこれぐらいしか無く、流石に用途が狭いか。

《クウィリーオンのドライアド》
ミラクルグロウの中核を担った生物。より美人になって帰ってきました。
サイズの成長だけで言えば《ダングローブの長老》を超えますが、除去耐性&回避能力が皆無なのが苦しいところ。
とはいえ今のスタンは軽量で強い呪文が多いので、構築で使われる可能性も。

《怨恨》
話題の再録カード。軽量で強力なエンチャントの代表格。
エンチャントはアドを失う性質上、構築で使われたものが少ないですが、このカードは別格でしたね。
中学生の頃に《怨恨》入りのコモン緑単でFNMを3-0したのはいい思い出。
付けて強いカードは数々居ますが、まずは《ダングローブの長老》や《最後のトロール、スラーン》に付けて試したいところ。

《スラーグ牙》
こちらも話題のカード。5点ライフゲイン+除去耐性の5マナ5/3。マナレシオとは一体。
除去耐性も場を離れたときなので、ほぼ確定でアドが取れるのは○。
緑白で《修復の天使》と合わせるか、バント殻で使うのが環境初期に流行りそう。



マルチ/Multi

《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》
何故か基本セットで帰ってきたPW。出たら強い。
どの能力も強力だが、現環境のコントロールの衰退っぷりを見ると活躍はしなさそう。
頑張れば運用するデッキも作れなくはないが、白を含まないコントロールにはマトモな全除去が無いのが難点。



アーティファクト/Artifact

《アクローマの記念碑》
全体強化アーティファクト。自軍全員を憤怒天使化する。
《エルドラージの碑》に比べて速攻とトランプルは偉いが、より重くサイズ補正が無いのが欠点。
とにかく残念なのに取り上げたのは、アクローマって名前が入っていたから。

《金粉の水蓮》
EDH御用達のマナ加速。加速量が大きく好きな色マナが供給できるが、重い。
ニコル様に繋げたり、原初がうねりったり、全知ったりできるかもしれない。
でも5マナあったら環境の強いカードはだいたいプレイできる。解散。

《交易所》
割と評価してる置物。自己完結型リソース循環器。
特にEDHでは、サクれる、捨てられる、アーティファクト戻せる、生物出しておけると使い勝手は良さそう。
でもきっと、使い始めたら地味すぎて抜けるんだろうな……



土地は再録ばかりなのでノーコメントで。
弱い弱いと言われてますが、ホントに弱いセットだと思います。
とはいえリミテは楽しそうなので、発売後はドラフトで楽しみましょう。


今週末は今期最後のFNM。
《禁忌の錬金術》は欲しいので、久々に強いデッキで頑張りますか。

コメント

冥腐
2012年7月4日20:04

ボーラスの信奉者がゾンビデッキ以外でディスアドにしか見えない。
ゾンビでも怪しい。

あ、そんなレアより、火打ち蹄の猪がつよそう。2マナ3/3とかZOO気分なカード♪
クウィリーオンのドライアドと猪の低マナ域がよさそう。
赤緑でいけるかもしれませんよ!

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