板橋のNPHプレリリースパーティに参加してきました。
もちろん、午前の部から午後の部までぶっ通しです。
流石に4回戦×2の休憩無しは疲れてクタクタです。


午前の部は《エルズペス・ティレル》+《生命の終焉》+《屍賊の死のマント》というボム3連星で固めた白黒除去コントロール。
《皮裂き》や《転倒の磁石》を《微光角の鹿》するギミックや、確実にアドバンテージが取れる《倒れし者の記憶》まで積んだ、チート臭いデッキに仕上がりました。

ちなみに午前の成績は3連勝からの1敗で3-1。最後の3-0卓はボムばっかりで、私もあと1パンチで勝てる状況から《解放された者、カーン》で逆転されました。


午後の部は午前に比べて引きが悪く、点数の高いレアは《大修道士、エリシュ・ノーン》だけ。あとは赤と黒に少しの除去があるだけ。
しかしここで接合者が4枚+《大軍の功績》がある事に気づき、先手を取る緑白t青ビートを組んでみる事に。
除去が《正義の施行》と《存在の破棄》しかない怪しい構成でしたが、接合者たちが思ったより強く、辛くも3-1する事ができました。


という事で本日の戦績は6-2。勝利でパック+お題達成でパックで、合計7パックを入手。
良いレアは何も引かなかったものの、パックを向いた数は大満足の結果になりました。

一応、明日のプレリのために軽く雑感を書いておこうと思います。


◆SOM+MBS環境よりもさらに低速
NPHには優秀な軽量装備品や低コストクロッカーが少ないので、ウィニータイプのデッキはかなり組みにくいです。
また感染生物は増えていますがSOMで恩恵の多い黒や緑の感染生物がNPHでは軒並み重いため、感染ビートも組みにくいです。
結果、かなりの低速環境となっているので、高マナ生物の良と質が勝敗を分けている印象が強いです。

◆《生命の終焉》はヤヴァイ
《生命の終焉》はリミテッドではエンドカードです。デッキに15枚のクリーチャーが入っているとして、場のクリーチャー3体とデッキの生物3枚を落とせば2/5を1枚のカードで葬っているというぶっ壊れカードです。
警戒して被害が0になるわけではありませんが、相手が黒かったら心の準備をしてください。

◆金属術は達成しやすい
アーティファクト生物や接合者が多いエキスパンションなので、割と簡単に金属術を達成する事が出来ます。
自身がアーティファクトである《金属の駿馬》や《錆びた秘宝》などは優秀なクロッカーになれる可能性が高いです。

◆タフネス1の生物に人権が無い
優秀な除去内臓生物である《髄掘り》が、ファイレクシアマナのおかげでどのデッキにも入ってきます。しかもコモンなので遭遇率はかなり高いです。
なのでタフネス1の生物は餌食になりやすく、ブロッカーとして立たせた《荒廃のマンバ》などが何の仕事もせずにサクッと死にます。
前述の通り遅めの環境なので、低マナでタフネス1の生物よりも3,4マナのタフネス2以上の生物を優先したほうが良さそうです。

◆タリスマンは入れない理由が無い
《清純のタリスマン》は尋常じゃないライフを与えてくれます。それこそ、3ターン目に出したら10点回復など容易いです。
見かけたら、必ずデッキに入れましょう。
ちなみに、回復し忘れには注意しましょう。この回復効果は「強制」です。



こんなところでしょうか。全勝は出来ませんでしたが、MOのドラフトで鍛えたリミテッド脳は確実に進化をしているようです。
他にもNPHのリミテッドで気づいた事があったら教えてくださいな!

コメント

通りすがりのゴブナイト
2011年5月9日0:33

的確な分析だと思います。
《清純のタリスマン》、強いですよね。ディスってた自分が恥ずかしいw
それと《縫合の僧侶》は馬鹿にできないと思いました。
2体並ぶともうお話にならないです。ちゃんと《電弧の痕跡》やら《鞭打ち炎》が取れていればいいんですが。

環境が遅いか速いかについては私はまだ量りかねています。ファイレクシアマナがあるために高速展開しアグロに攻めることもできますし、ライフを支払っているので削らなくてはいけないライフは通常よりも少ないです。
とはいえ、おおまかな印象としては序盤に競り合いながら場を構築していき、攻め始めたらあっという間に終わるといったような印象なので、遅いというのが正しいのかもしれません。

ごらく
2011年5月9日15:20

>ゴブナイトさん
今回は優秀な軽量除去や軽量ブロッカーが多く、ウィニータイプのビートは捌かれている印象が強かったです。
特にタフネス3のタッパーや髄堀り、ブロッカーに6点与える壁などが横行し、速攻で殴り切るのは厳しかったかと。
あと、飛行生物はX点の全体除去にやられてました。

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